念願のブロードウェイミュージカル『シカゴ』を観劇しました。8月1日は米倉涼子さんの44歳の誕生日でもあってカーテンコールにおいてはお祝いの大きな薔薇の花束が贈呈されていました。
舞台は、マフィアが暗躍するジャズジャズ全盛時代の1920年代、禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴです。夫と浮気相手の妹を殺害した元ヴォードヴィルダンサー、ヴェルマが魅惑的な世界に観客を引き込む曲の途中、ナイトクラブで働く人妻ロキシー(米倉涼子さん)が、浮気相手の常連客フレッド・ケイスリーに銃弾を放つところから幕が開きました。
米倉涼子さんといえば『ドクターXシリーズ』の印象が強いですが、横浜出身で今年で女優歴20周年だそうです。ブロードウェイに行ってミュージカル『シカゴ』に魅了され、2008年の日本版の主演の座を獲得し、2012年本場のブロードウェイでも主演し、夢ロマンの実現をしています。
今回が3回目の公演で7月はブロードウェイ、8月は大阪、東京での公演のうち、今日が日本での初日でした。キャストの皆さんは時差ぼけなどでしんどい舞台だったようです。米倉涼子さんも自身「カミカミでした」と吐露していましたが、英語がわからない私には全く気が付きませんでした。
夢ロマンを追いかけ、努力の末にそれを勝ち取った人は輝き、素敵ですね。7月の渡辺謙さんの『王様と私』に引き続き、感動しました。