久能山東照宮の『金の成る木』

久能山東照宮にお参りに伺った時、御本廟の右側に『金の成る木」がありました。工事中で近くに寄れませんでしたが、徳川家康公の多くの遺話の中の「金の成る木」にまつわる木のようでした。
徳川家康公が家臣に『金の成る木』について問われたところ誰も知らず、家康公は自ら筆をとられて幹三本を描き、
『よろず程のよ木(万事のよき)』
『志ひふかき(慈悲深き)』
『志やうぢ木(正直)』
「これを常々信用すれば必ず富貴が得られよう」と言われたそうです。

その後、家臣の細川忠興公がこれに左右の枝を描き
『あさお木(朝起き)』
『いさぎよ木』
『志んぼうつよ木』
『ゆだんな木』
『ようじょうよ木(養生)』
『かないむつまし木』
と書き加えたそうです。
家康公は「左右の枝が繁盛するならば一段と富貴が得られるであろう。と言われたそうです。

皆様もこの『金の成る木』にあやかり、毎日が心豊かで健やかな生活を送られます様ご祈念致します。

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